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ミュージカル テニスの王子様 東京芸術劇場【池袋】
2003/05
すべての原点、2003年ゴールデンウイーク。
ここで直也さんをみたのが始まりでした。
正直、「テニスの王子様がミュージカルになるヨ!」と聞いた時はなんの冗談かと・・・
キャスト写真を見た時は、どこのコスプレ集団かとひっくり返ったものです。
さらにチケットは5,000円超。冗談にしてはいい値段。
社会人にとって貴重な貴重なG・Wに、敢えてアニメミュージカル観劇・・・
・・・これは!
行かなきゃ!
ネタにするには美味しすぎる!
と、8割方ひやかしで見に行ったのが始まりでした。
・・・こんなに素晴らしい作品だとは思わなかったんです。当時の自分のふざけた言動に渇を入れたい気持ちで一杯です。
同時に観劇を決行した自分の英断を褒めてあげたいです。
ホント、きっかけはひやかしでも何でもいい。行って良かった。
その証拠に、その日の公演後すっかり魅せられた私は翌日から最終公演まで当日券を利用し全部見に行きました。若い子ばっかりで並ぶの恥かしかったですけど・・・
内容的にはギャグあり感動あり萌え(!)あり、歌と踊りのパフォーマンスショウ。
公演開始直後、「まだまだだね」の言葉を契機に舞台の真ん中から音楽と共にライトアップされる主人公、越前リョーマ。なんかもう、これだけでお腹一杯でした。
ワイヤーワークで舞台上空を右に左に飛びまわる過剰演出を期待していた私としては、裏切らない演出に大満足です。
オープニング曲が終わった頃には、さすがに子供向けすぎるかな・・・と苦笑い。
しかし!
次に始まる佐々部戦。
ここで「舞台でどのようにテニスを表現するのか?」の謎が解決。
舞台に描かれたテニスコート上に、ネットを挟んでリョーマと佐々部。
素振りに合わせた光と効果音でボールの軌跡がわかる仕掛け。
ダンスを交えながら、しっかりテニスができているではありませんか。
舞台の見せ方も斬新でよかったです。
一年3バカの歌って踊りながらの自己紹介ソングがまた面白かった。場内大爆笑でした。
この辺で、あっ面白いかも!なんて思い始めて、次に 青学レギュラー陣がぞろぞろ出てきた時には、もう乙女心大開放。
そう!これこれ!
一芸に秀でた美少年達が同じ環境でひとところに集う姿。
テニスの王子様の魅力って、ここなんですよね(私的には)。
直前の脇役シーンとのギャップのおかげでとても引き立ち、ものすごい迫力でした。
『俺は桃ちゃん』が始まったときは、ああ来てよかった!超面白い!!
普通の会話の中で、突然歌と踊りに突入。しかもノリノリ。しかも長い。
これだ!
私達が求めていたのはこれだったんだ!
勢いすごいし!ていうか勢いだけですし!
まるでインド映画を見ているような幸せな気分になりました。
オープニングではどうなることやらと思ったけれど、一幕が終了する頃にはすっかり引き込まれておりました。
休憩時間の喫煙所は大人のみなさんが『意外とよくない?』『いや、かなり良いのでは?』といろんな、でも肯定的な意見を述べているのが聞こえ、楽しい雰囲気につつまれました。
そのまま楽しく二幕も終了、カーテンコールではKimeruさんが生歌披露。
これはいいわ〜ん などとほんわかしていたところに、
なんと 出演者が客席に駆け寄ってくるではありませんか!!
偶然通路側だったため、出演者の一人とハイタッチ。
バンダナを巻いた彼の横顔が、とてもステキだったんです。
こんなにいい男がこの世にいたんだ!って。ホント思いました。もう、腰が抜けるかと・・・
終演後、熱に浮かされたように物販コーナーへ赴き、「郷本さんの写真ください」。
今年一番の良い買い物でした。
終演後、相方と酒を浴びつつ感想などを語り合い、
「私 明日も 行くわ」
宣言し、そして夜はふけていきましたとさ。楽しかった!
一つ心に残った出来事は
ホールで、ママに連れられた小さな女の子が
「ねぇ、なんで子供より大人の方が多いの?」
・・・シッ!黙れ
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