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演劇ユニットAxle公演 ペンシル 【代官山】
2003/06
出演:郷本直也
5月の『ミュージカル テニスの王子様(略してテニミュ)』でそのイイ男ぶりに感銘をうけ、直也さんのお芝居を見に行ってきました。
感想としては、久しぶりに「ショウ」ではなく「演劇」を見た感じ。
演出や舞台効果でなく、演技で観客の心を動かします。
若手ユニットと銘打っている程だし、良い意味で勢いがあり、笑わされたり泣かされたり。
魂に心地よい揺さぶりをかけられました。
内容的には、宮沢賢治のグスコーブドリの伝記と現代劇をミックスした感じ?でしょうか。介護施設の青年の葛藤と、現代に生きる若者の生き様・気持ちの変化を描いたお話。他者に対するそれぞれの捉え方とか、いろいろ、うん、いろいろ・・・(忘れたの!!)
現在29歳・小学校の同級生が、恩師の葬式を機に再会するシーンで、それぞれの夢や壁について語る場面があるんです。
なんかね、人生ってハイリスクハイリターンだなって改めて思いました。
夢を追う人は、楽しさの分だけ苦しみがつきまとう。
堅実に生きる人は、過去に分岐点が無かったのだろうかと、自分の夢はなんなのか、と振り返る。
一つを選んだら一つを失うのは当然。でも、それでも・・・
自分の人生、ある程度割り切って、プライオリティをつけて生きていくしかないんだなって改めて思いました。
展開がわりとゆっくりだったので、いろいろ考えながら観劇できました。
最後、直也さんが演じる介護施設の青年が、トラウマと戦いながら過去をかたる独白のシーンがあるんです。
静かなシーンなんだけど、ド迫力!
しゃくりあげながらすがりつき、ボソボソと語る姿がとっても印象的で、私も舞台の青年に同情して涙がじょーじょーと・・・
直也さんはさりげない小さな挙動とかがすっごく上手だな・・・って思ってるんですが、この場面ですごく生きていたと思います。
そうそう。こんな事もありました。
劇中で直也さんが頭に巻いたタオルを取り、「スネイク!」とか「つばめ返し!」とかやったとたんに沸きあがる最前列!
わっあの辺にテニミュな女子達が固まっているんだ・・・
いえ、面白いし嬉しかったんですけど、最前列の盛り上がりにド肝を抜かれてしまって…びっくりしました。
つか、タオルを取って髪の毛をぐしゃぐしゃってする姿がかわいい!
僕に勝つのはまだ早いよ・・・なんつて・・・うふうふとかボソボソ言ってて面白いわ萌えるわで大変でした。やっぱイイ男です。
兎にも角にもすごく泣かされました。
初めて見に行った時は一人だったので、鼻汁はズルズル マスカラはダラダラ、化粧ははげ落ち、終わった時にはキラキラのベタベタでもう・・・
場内が明るくなり、あまり恥かしいので逃げるようにその場を去りました。
翌日は、お友達を連れて行ったので、ガッツを出して終演後のお話列に並んでみました。ギャルの中に混じるのって勇気いりますね・・・
私の前の集団がえらく長い事話していたので、私達の時にはすでに時間がありませんでした。いいんです。写真取れたし握手できたし充分満足です。
その翌日もお友達を引っ張り出し、再び並んでみました。
ここでもやはり時間がなく、一言二言・・・。
なんでも10月にやる戦争モノでは坊主頭にするとか。
えっ
坊主?
しかたない
私も友情丸刈りに、って言ったらちゃんとツッコんでくれました。
冗談の通じる人でよかった。やさしいなあ。
この人ね、関西弁を使うようですが、私がしゃべった限りではきちんと標準語を使ってくれました。素晴らしい!
方言は聞く人に圧迫感を与える事もあるものね。
自分で気をつけているのかな?指導されているのかな?
確かに、関西弁とかで話されたらちょっと引いちゃったかも・・・。
ファンとのオフィシャルな対話で使わないスタンスは大変良かったと思います。感激!
他にも、きちんと目を見て、かがみこんで両手で握手してくれました。
やさしーい印象。ファンを大切に、ホントにありがとうって気持ちが伝わってきたよ。
手が大きかったなー
とか
目が優しかったなー
とか
ありがとうありがとうって、何度も言ってくれたなー
とか
すごく嬉しくて楽しかったです。並んでよかった!
あとね
直也さんは背が高いから、前の方で見たら首が疲れたよ!でかすぎる
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