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コミックジャック さいたま芸術劇場【与野本町】
7月5日(土) 19:00〜
出演:森山栄治
このお芝居、栄治さんを観に行く以外にもうひとつ目的がありました。
主演の佐野瑞樹さん、実は10年程前に大好きだったけれど見失った方なのです。
彼のために金田一とか興味もないのに見てました。
再びその名を見る事ができて嬉しい限りです。考えてみればネットで調べれば一発だったんですけどね。
pnishに瑞樹の弟さんが!とはじめて聞いた時は鼻血が出そうになりました。
大樹っちゃんはやっぱり瑞樹さんにお顔立ちが似ていらして感無量だったことを思い出します。
そんなわけで栄治さんの出演と合わせて楽しみにしていた瑞樹さん主演の舞台。
アクション・コメディ・ラブとごった煮のドタバタ劇でした。
場内は不思議なレイアウトでした。中央に客席があり、そこをぐるりと囲む感じでさらに客席が配置されています。円形階段状になっているのでどこのポジションからでも見やすかったと思います。
舞台は両サイドに階段とフロアが設置され、上層からすべりおちる棒や飛び降りアクション用のクッション(見えないようになってます)も用意されていました。
さらに上層から客席上部後方をぐるりと一回りできる通路があり、ここも効果的に使用されます。また、客席内の通路を悪役が通ったりとかなり趣向が凝らしてありました。
あらすじはこんなかんじです。
大ヒット漫画家の麻人(佐野瑞樹)がフとしたきっかけから自分のマンガの世界に入り込んでしまいます。
マンガの中へ入ってみるとそこは作者である自分の思惑とは全く別の世界。
やる気のないヒーロー、勝手に作られているアンダーグラウンドの酒場、そこで楽しげに生きる庶民達。
自分の思惑とは異なる内容を是正するために奔走する麻人ですが、だんだん状況は悪化してしまいます。
必死になってキャラクター達を説得し、ストーリーを元に戻そうとする麻人。しかし、それぞれの想い・意思を持って行動するキャラクター達と対峙するうち、自分の本当に描きたかったマンガとはなんなのか。そんな葛藤が芽生えます。
現実世界に戻ったとき、担当編集者に自分の目指す方向性をうちあける…とこんな感じのストーリーです。
栄治さんは悪役ボスの手下、ラスカル。
金魚のフンっていますよね。アレです。
コミカルな衣装(タキシードみたいな)を着用して、ぴょんぴょん跳ねながら「〜ラス!」と語尾にラスをつけつつ高いトーンでしゃべるのです。
トーンが高いためか聞き取りづらい部分はありましたが、なかなかどうして舞台上の存在感もあり、面白い役どころでした。ちなみに武器はスプレーです。
瑞樹さんは主人公の役ですね。
しかしなぜかこのお芝居では主人公が霞む。脇役の個性が強すぎるからでしょうか。
それでもカワイソ系のダメ男を演じる瑞樹さんはかわいくてステキで、いろんなキャラにやられてやっぱりかわいそうでした(笑)
もしや私はかわいそうな人が好きなのかも…直也さんしかりゴニョ
実はこのレポ、観てから日を置いて書いているので今一つ詳細が思い出せないのです。
DVDでもういちど復習したいぐらい。
でもこの派手なアクションや凝った舞台効果はDVDでなく、ぜひとも舞台で観るべき!
終わった後のロビーでいろんな人が興奮気味に感想を述べていたのを聞いても、芝居はもとよりアクションとして面白かったなぁと思います。
そして重要なのはパンフレット。
キャプテン翼原作者の高橋陽一先生と佐野瑞樹さんの対談が掲載されているではございませんか!
C翼大好きだった瑞樹さんに乗り移って読んでしまいました。「そう!そうそう!」みたいな…
やっぱりこの世代は熱いですね!お芝居と関係のないところで嬉しくなってしまいました。
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