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夢、追いかけて 早稲田大学【高田馬場】
2003/11/02(Sun)
出演:永山たかし
テニミュ追加公演で菊丸英二役を務めた永山たかしくんが出演する映画『夢、追いかけて』の上映会に行ってまいりました。
上映会と言っても映画だけでなく、出演者・監督をゲストで招いてのトーク、チャリティーオークション、プレゼント抽選会と盛りだくさんのイベント。しかも、参加費無料!郷本直也さんも見にいらしてました。
開催が早稲田大学の学祭『早稲田祭』の中なことも手伝って、お祭り騒ぎの中の、とっても有意義なイベント参加でした!
この映画は、全盲のパラリンピック金メダリスト・河合純一さんの半生を描いたノンフィクションで、本人の著書をもとに作られたものです。
生まれつきの障害により中学3年生ですでに全盲となった彼は、教職につくという夢をかなえるために激しい努力をし、かつ子供の頃から続けていた水泳でパラリンピックの金メダリストとなります。
そこに至るまでの苦難、努力、友情と成功が、親しみやすい視点で、ギャグと感動を交えて描かれているのです。
永山たかしさんは、主人公である河合さんの地元の悪友たちの一人。
友達の一人の目が見えようが見えなかろうが、自分達の間には何も障害はない。そんな友情を私達に見せてくれる重要な役割だったとおもいます。
本来重いテーマであるハズのこの作品を気軽に見せることが出来たのは、周囲の登場人物の優しさや面白おかしい演出が効果的だったのかな、なんて思ったりしました。
映画を観るのはあまり好まない私ですが、この作品は最後まで集中して観ることができました。面白い作品なので、皆さん機会があれば、是非観てみてください。
上演後はゲストを招いてのトークショウです。
監督である花堂純次さん、主役であり原作者であり、この作品にも役者として出演した河合純一さん。そして悪友たちの一人である永山たかしさん、北村栄基さんの4人です。
北村栄基さんは映画『ウォーターボーイズ』にも出てますよ。チェック!
トークは自己紹介と、俳優二人から見た監督&河合さんの第一印象。そして客席からの質問、という流れで行われました。
永山さんから見た監督…『髪がみどり色…』
→ホントに緑に染めてるんです。志茂田景樹のようなハデで面白いおっちゃんでした。
永山さんから見た河合さん…『目が見えないって、ホントかな!?』
→河合さんは人の声をほぼ一発で覚えるし動作も自然なので、まるで目が見えているかのよう。実は見えてたりして!と冗談交じりにおっしゃってました。
河合さんから『この映画の根底を覆すような事は言わないで下さいよ』とツッコミを受けてらっしゃいました(笑)。永山さんも河合さんも、面白ーい!
その後も冗談を飛ばしまくりで、仲がいいんだなって言う感じが伝わってきました。
会場から永山さんへの質問は、『焼肉屋でお肉を食べるシーン』について。
超高級肉をモリモリ食べるものの、支払ができなくなってしまうトホホなシーンなのです。
『肉のオーダーは永山さんがやっていたけれど、これは台本で決まっていたのですか?』という質問でした。正解は『その場でなんとなく決まった』そうです。本人曰く、『僕の役は、皆の意見をまとめる中間管理職的な役割なんです』とのこと!
また、その時のお肉がめちゃめちゃ高級だったので、遠慮してなるべく控えめに口に入れていたそうです。本当においしそうなお肉たちだったんですよ!
チャリティーオークションは出演者の撮影に使ったモノ(私物あり!)をオークション形式で会場から落札するコーナーです。
永山さんの出品は、私物では帽子・アーノルドパーマーの紺のポロシャツ・ジーンズの三点、それ以外では共演の三浦友良さんからもらったTシャツ二点、合計五点でした。
あまり高額にしたくないという本人の希望により、一律500円の大特価。
『欲しい人〜!』の声に、湧き上がる客席。そりゃそうですね。
欲しい人は起立して、永山さんとジャンケン大会。になりました。
フと振り向くと、直也さんも張り切って立っておられてウケました。欲しいの!
プレゼントコーナーでは河合さんのサイン入り著書『夢、追いかけて』が10名分、入場チケットの半券で当たる仕組みになっていました。
最後の挨拶では『夢について』と、『会場に集まった人へのメッセージ』を語ってくれました。
夢は到達点でなく通過点だと思うので、皆さんも自分の夢を早くクリアしてどんどん先に進んで行って欲しい、とおっしゃってました。うんうん、良い事言います。
終了後はホールに出てきてファンと握手や会話を楽しんでおられました。
ちなみに映画上演中は、客席の中の『来賓席』に普通に座って映画を観てたみたいです。振り向いたらすぐ後ろにいらしてビビりました。
目が大きくて顔が小さくて、目立つんですよね。芸能人オーラ?
そんなわけで、永山さんをとても身近に感じられた今日一日…。年末のテニミュがより楽しみになりました。
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